自分の癖の一つなのだが、全身写真についてこだわりがあるということに気づいた。
というのも、SNSで全身写真が登場したときに、食い入るように見てしまうのだ。
やはり全身写真は難易度が高い。
モデルのポーズにも力量が反映するし、それを写し取る側にも一定のお作法と経験が現れる。
フォーカスや構図も大事だが、それ以前の「どう捉えるか」、どのようにデッサンしたのかという部分に撮影者のモノの見方が現れるからだ。
「全身写真は、バストアップ写真の10倍難しい」
かつてカメラマンの先輩にこう言われた。
当時は自社スタジオを運営していたこともあって、毎晩スタジオにこもってライティングやパースについて実践していた。窓のないスタジオだったので、今がいったい何時なのかわからないまま没頭していたりもした。
そのまま撮影会のお客様が来場したり、なんてことも恥ずかしながら数回あった。
当時の常連さんから、「立てるモデルは宝ですよ」という言葉をもらった。
この言葉はとても印象深く、「そうだ、立つということだけでもいろんなことをやって立つのと、ただ単に立つのとでは美しさが違う」と何度も反芻して、一人頷いたりした。
だからこだわりがある。
いや、だからといって「こうじゃないとダメ」とか、そういう話をしたいわけではない。
こだわりがあって全身写真を撮影することがとても楽しい!ということにつなげたかったのだ。
計画性のない筆が災いして変な記事になってしまったが、最近の中でのお気に入りの全身写真を最後に貼るので大目に見てほしい。

model Rin


