
レモンフォトに出演いただくモデルたちはとても個性的。
Rinさんもヲコさんも、まさに魅力的な個性を持った方々で、今回の企画は、Rinさんからの持ち込み提案から生まれた。
新しい風を感じさせるモデル、ヲコさんとのコラボレーション。
スタジオ選びには少し迷いがあった。
しかし最後は白いホリゾントスタジオという選択に落ち着いた。
余計なものを削ぎ落とした空間で、二人の在り方そのものを写し取りたい。
複雑な装飾や演出ではなく、二人の間に流れる空気感こそが主役になるべきだと感じていた。
二人はダンスという共通点から出会い、そして縁あってレモンフォトにも足を運んでくれることになった。
Rinさんとは長い付き合いがある。
レモンフォト以前の撮影会から共に歩んできた道のりは、互いの成長を見守る時間でもあった。
常にプロフェッショナルな姿勢で、自身の芸能活動においても真摯に向き合う彼女の姿勢には、いつも心を打たれる。
一方のヲコさんは、ダンスの世界に足を踏み入れて間もない若いエネルギー。
しかし、その責任感の強さと惜しみない努力の姿勢は、いつか見た誰かの背中に似ていた。
白ホリゾントに向かう二人を前に、何を写し取るべきか。私にとって撮影会においての写真の題材は、自分が運営する撮影会に関することで、人々の出会いや別れ、喜びや葛藤を題材においている。人生の最後に見返して、少しばかり作り上げてきたコミュニティの思い出に浸ることができればいいなと思っています。
先輩モデルと後輩モデルの邂逅は、運営者として最も心動かされる瞬間の一つ。
Rinさんの後輩を思う優しさと、ヲコさんの先輩を敬い追いつこうとする姿勢。
それらを余すことなく包み込むような一枚を。
演出を施すのではなく、そこに流れる時間と空気をありのままに切り取りたいと思った。
シャッターを押す指先にも力を入れすぎないよう心がけた。
そうして生まれた一枚は、二人の個性が自然と溶け合う瞬間を映し出していた。
時に写真は、一人のポートレートを通して物語を紡ぐこともあるが、このように意味ある出会いを静かに記録することにも、大きな意義があると感じている。

将来、二人がこの写真を見返したとき、この日の空気感や感情が蘇るような、そんな一枚になっていれば嬉しい。
写真現像の段階で、すぐにこの写真に目が止まった。そして、「とっても好きな写真が撮れた!」と嬉しくなった。下品でもない色合い、描写、シンプルだけど自分としてはじっくり見られるような風合いをまとうことができた。
よかったー!と安堵した。
レモンフォトは多くの方々に支えられ、ゆっくりと、しかし確かに前へと進んでいる。
この日も、また一つ、大切な瞬間を刻むことができた。
二人の素敵な時間を写真に収めさせていただいたことに、心から感謝しています。


